ワークアウト

初めて購入する「クライミングシューズ」の選び方

最初に購入するクライミングシューズの選び方をお伝えします

クライミングジムに通って1~2か月経過すると、
「自分のクライミングシューズ」を購入したくなりますよね。

しかし、最初のシューズ何にしたらよいのか迷いますよね。 
1万円くらいするし…。

そう考えているあなたへ。
クライミング歴元8年(現在復帰リハビリ中)の私が、クライミングシューズの選び方をお伝えします。

必ず履いて試してみよう!

いきなり結論から言いますと、
感じの良いジムスタッフに「初めてシューズを買おうと思っているのですけど…」と声をかけましょう。

大体後はイイ感じのシューズを選んでくれます。

…なんですけど、ポイントをお伝えしますね。

まず、口コミやオンラインショップで購入するのは避けましょう。

クライミングシューズは基本的には裸足で履くものです。

足の形に合わない場合は、皮がむけてくることもあれば、上手く履けないことがあります。

また、メーカーによってサイズの基準も違うので、実際に購入してみると想定と違うことがあります。

必ずクライミングジムで履いてみましょう。

可能なら少し登らせてもらいます。

きつ過ぎるシューズは避けておこう!

足裏やつま先の感覚がホールドに伝わり、シューズの中で足が動かぬよう、
通常の靴より小さめなサイズを勧められることがあります。

ジムで試登する際は、裸足ではなく、ビニールを履いて試登することになるでしょう。

小さめのサイズにビニールを履いて試登すると、
「少しきついけど、何とかなるかな。」と思うこともあるでしょう。

しかし、ビニール無しになると急に履きにくくなるどころか、履けなくなることもあります。

そうなると、足が気になって、肝心の課題に集中出来なくなることもあります。

サイズが小さすぎるシューズは避けておきましょう。

特に一足目は、「履きやすい」で選ぶのが良いでしょう。

スリッパ型がおススメだけど、一番の判断材料は…。

クライミングシューズには色々なタイプが存在します。

ベルクロを締めるベルクロ型。
紐を締める紐型。
そのままはけるスリッパ型などです。

ジムスタッフのおススメや、あなたが「これかっこいいな!」「気に入った!」と思うもので良いでしょう。

私のおススメも紹介しておきます。

履きやすいのはスリッパ型ですので、私はスリッパ型をおススメします。

ベルクロ型でも良いのですが、トゥーフックするときに邪魔になることがあったり、
ベルクロ部分が切れたりすることもあります。

ベルクロ型のシューズの特性、例えば掻き込みやすいとか、
ヒールフックに強いとかを知った上で選択するのはありですが、
最初の一足目は私ならスリッパ型を選びます。
(当然ベルクロでも良いものはあるので、ベルクロ型を選んでも良いと思います! あくまで私の好みです)

紐型に関しては、私の見解ですと、外岩向けのものが多く、トゥーフックをあまり必要としない課題向けのイメージが強いです。
紐によってキュッと締まる課題に向いているものが多い印象です。

クライミングシューズ一足目はジムで利用することが多いと思うので、私なら最初の1足目には選びません。

スリッパ型はジムでも外岩でも履きやすいものが多く、
最初の1足目はスリッパ型を選ぶと後悔しないことが多い印象です。


クライミングシューズは、何度も登っていくことで、ソールが剥がれたり、穴が空いたりします。

特に初心者のうちは、どうしても足使いが荒くなります。
登りこんでいくと、最初のシューズは、穴が空いたりして、1年持たないでしょう。

ですので、機能や履きやすさの面では、小さすぎないサイズやスリッパ型をおススメしますが、
一番の選択材料は、
「これ!デザインが良い!」「あの人が履いていてかっこいいから俺も履いてみたい。」といった
モチベーションが沸くシューズを選ぶのが良いでしょう。

私のおススメシューズ

私個人のおススメシューズも紹介します。

「スポルティバのコブラ」です。

*下記にリンクは貼ってますが、クライミングジムで履いて購入してくださいね(笑)

足型によって「合う、合わない」はありますが、
コブラはトゥフックも利きやすく、
ヒールカップも大きすぎず、ヒールフック時に「足裏にホールドの感覚」が伝わってきます。

しかも履きやすく、多少小さなシューズを購入してもずっと履いていると伸びてきて、
ピッタリ足にはまるようになります。

外岩でも使えますし、万能シューズとしておススメします。

最初の一足目としても、癖がなくとても良いシューズです。

素敵なパートナーシューズを見つけよう!

クライミングシューズ、レンタルシューズからマイシューズに変えて一番効果が出るのは、
「モチベーションアップ」です。

私もマイシューズを購入した時は、クライミングが趣味になったと実感し、モチベーションが上がったことを覚えています。

皆さまも素敵なパートナーシューズを見つけてくださいね!