PMBOKの話題

おススメ!「PMP」を学習してみよう!

この記事は、
PMP(Project management professional)試験を学習して得られるメリットを、
みなさまにお届けします!

PMPを学習してみよう

PMP(Project management professional)試験とは、
アメリカの非営利団体PMIが主催している、プロジェクトマネジメントに関する国際資格です。

PMBOK(ProjectManagement Body of Knowledge)ピンボックと呼ばれる知識体系集をベースに、
プロジェクトマネジメントに関して体系的に学習できる資格です。

私は昨年2020年の秋にPMP試験に合格したばかりですが、
PMPを学習して「プロジェクトマネジャーとして今後どう学習すべきか?どう立ち振る舞うべきか?」といった指針のようなものが学べたと思ってます。

PMPに興味があるけれど、
「それって役にたつの?」と思われる方に向けて、私の考えをお伝えします。

PMP試験を受けた経緯

私はIT業界のエンジニアのリーダーとして働いております。
進行管理、作業アサイン、他社との折衝、評価、品質管理のチェック等の仕事がメインです。
(…コードも書きます)
プロジェクトマネジャーという肩書ではないのですが、
私のやっている事はプロジェクトマネジメントに該当するものだろうと朧気に考えていました。

それまでは、巷に広がっている進行管理の本を読んでは実践してました。
しかし、さまざまな本があるので、幅広くて自分の中で考え方が上手く吸収出来ず、
何処か中途半端な学習になっている感覚がありました。

「もっと体系的に学習した方が良いのでは?」という思いが、
プロジェクトマネジメントをしっかり学びたいというきっかけになりました。
その目標としてPMP試験の学習にたどり着きました。

ITなので、IPAのプロジェクトマネージャー試験も考えました。
しかし、論文を書く必要があったり、1年に1回の試験等、少しハードルが高いと感じました。

PMP試験は値段は高めなのですが、いつでも受けれるという事と、「4択なので簡単そうだな。」という思いもありました。
(実際は全然簡単ではなかったのですが…難易度についてはまたの機会に…。)
また、受験申請を英語で書く必要があるのですが、
丁度英語学習も熱心に行っておりましたので、PMPを選択しました。

そうして約1年近い学習を経て、ようやく合格することが出来ました。

PMPを学習して良かった事

PMBOKを中心としたさまざまな考え方を知る事が出来る

PMBOKは過去さまざまなプロジェクトでの経験や教訓を基にまとめられた、
プロジェクトマネジメント知識体系集です。

学習する中でさまざまな考え方やメソッドに触れる事が出来ます。

例えばプロジェクトが始まってから機能するまでを5段階で表したタックマンモデルや、
心の知能指数と言われるEI
プロジェクトや組織文化にあわせてPMBOKを活用していくテーラリング等です。

「へーなるほど。そういう考え方もあるのか…」といった気づきがありました。

また、例えば、私は恥ずかしながら、
「問題解決」という考え方をあまり意識する事はありませんでした。

しかし、PMPを学習する中で「問題解決」という考え方を知り、
そこからロジカルシンキングについて学習を行うきっかになりました。

上記のようなさまざま手法や考え方をプロジェクトのどういったプロセスで使うのか?
そういったことに触れる事が出来ます。

また2021年1月より試験の改新があり、アジャイルに関する項目が増えたようです。

これによりアジャイルに関する知識や考え方もより一層増えるのではないか?と推測します。

プロジェクトマネジメントに関して広く学べる事が出来ます。

自分のプロジェクトを想像しながら学習することでPMBOKと仲良くなれる

PMPの学習はPMBOKやコンテントアウトラインという文章をベースとした学習になります。

初めてPMBOKを見ると「プロジェクト憲章」や「プロジェクトマネジメント計画書」を作るプロセス等を見る事になります。

業界にもよると思いますが、
私の場合、PMBOKに書かれている各成果物やプロセスの名前にピンとこない事がありました。

プロジェクト憲章もプロジェクトマネジメント計画書も初耳でした。

「ん?ナニソレ? 私達のプロジェクトには関係ないのでは?」と思っていました。

しかし、自分のプロジェクトをしっかり見ていくと、
プロジェクト憲章はなくとも、プロジェクト憲章のようなものを作るプロセスが存在したり、
プロジェクトマネジメント計画書に近しい文章を作るプロセスが存在する事に気が付きました。

全てに当てはまる訳ではないのですが、
PMBOKのプロセスが「自分のプロジェクトだと何処に当てはまるのか?」を意識したり、
自分の組織文化に合わせていく事を意識しながら学習を続けると、
実プロジェクトでも使える気づきを得る事が出来ます。

私はプロジェクトメンバーにPMBOKという言葉は使いませんが、
PMBOKから学んだことを言葉を変えて実践したり広めていく事が出来ています。

自分のプロジェクトに活用してみる事を意識しながら学習すると、
より実践的な学びが出来るかと思います。

そうなってくると、PMBOKは強い味方になってくるかと思います。

プロジェクトに対する立ち振る舞いを学べる

プロジェクトを進める中で、自分の行う判断が道徳的に正しかったのかどうか迷う時があります。

プロジェクトに長く関わっていますと、さまざまなシチュエーションや問題が発生します。
時には撤退という判断も必要ですし、時には何処かで妥協をしていく事あります。

そういった時、私はどう振る舞うべきなのか?どう振る舞うべきだったのか?迷う事があります。

PMPを学習していく中で「プロジェクトマネジャーとしてどう立ち振る舞うべきか?」
といった向き合い方を学習する事になります。
こういった立ち振る舞いの事をPMIイムズと呼んだりします。
私はこのPMIイムズを学ぶ事がPMPの最大のメリットであると考えます。

PMIイムズを学ぶ中で「あ、あの時の決断は正しかったのかも。」とホッとする事や、
「なるほど。もっとプロアクティブに行動すべきだった。」と気づきを覚える事もあります。

さまざまなシチュエーションに対して、
こういったプロジェクトマネジャーとしての立ち振る舞いを問われる問題も多く出題されます。

逆を言うとPMBOKを丸暗記するだけでは合格するのが難しい資格ですが…。

プロジェクトは複雑ですので、PMIイムズがいつでも当てはまる訳ではないと思います。
しかし、こういった立ち振る舞いを学ぶ事で、
実際似たようなシチュエーションが発生した時に、大きな参考になる可能性があります。

定期的に学習する機会を得られる

PMPの資格を維持するためにはPDUというポイントを稼ぐ必要があります。

これは、例えばプロジェクトマネジメントに関する活動を行う、セミナーに参加する、
書籍を読む等を行う事で、自己申告によってPDUを稼ぐ事が出来ます。

私もPDUを稼ぐ為に、プロジェクトマネジメントに関わる書籍を読む機会が増えました。

それまでも書籍を読む事はあったのですが、
PDUを稼ぐという事がモチベーションアップにつながっており、読む数が増えてきています。

PMPを学んで良かった事のまとめ

本日は私がPMPを取得してメリットに感じた事を上げてみました。

ここに書いている以外にも「人脈が増える」「知名度が高い」「名刺にPMPと書ける」
さまざまなメリットがあるかと思います。
ちなみに私はまだ人脈が増えるという事はなかったのですが、
今後人脈が増えていければ良いなぁと思ってます。(自分自身の行動力次第のような気がします。)

PMPを学習する中でメリットを感じるかどうかは人によって違うと思いますが、
本日は私がメリットに感じた気づきを書いてみました。

この資格を取得したからといってけして「スペシャリスト」になれるわけはありませんが、
「プロジェクトマネジメントの学習や振る舞い方の指針を自分の中に作れる」
といった事が大きなメリットだと実感しております。

あくまで入り口なんだなぁといった印象ではありますが、
プロジェクトマネジメントで気づきを得たい方は学習してみる価値はあると思います。