自分の中に軸を持とう!
「自分はなんのために生きているのか?」そう考えることは、ありませんか?
「7つの習慣」の「第2の習慣」を実践していくことで、
自分の中に軸を持てるようになるかもしれません。
「7つの習慣」は、
「スティーブン・R・コヴィー博士」によって書かれた、自己啓発のベストセラー書籍です。
本日は、第2の習慣から「自分の中に軸を持つ」方法について書かせていただきます。
自分自身の価値観と語り合う時間を作ろう
人生100年時代と言われている昨今、人生のゴールとは何でしょうか?
一昔前ですと、結婚がゴールみたいことを言われていた時代もありましたが、
今はどうでしょう?
人間はいつか死んでしまいます。
漠然と生きていようと、目的をもって生きていようと、必ず死んでしまいます。
7つの習慣では、以下のことを真剣に考えてみようと書かれています。
「自分自身の葬儀の様子を思い浮かべ、自分がどういう人間であったと思われたいか?」
自身の葬儀について、
「静かな環境で一人になってじっくり考えてみてください。」と書かれています。
葬儀…。
私はあまり面と向き合って考えたことはないです。
ですので、考えてみました。じっくりと。
不思議なことに、「自分の大切にしているもの」が少しづつ浮き上がっていきます。
自分の葬儀という強烈な想像を行うことで、
本当の自分の価値観、大切にしなければならないものが見えてくるのではないでしょうか?
ミッションステートメントを作ってみよう!
自分自身の内面と語り合い、「こうありたい!」といったイメージが出来たら、
整理して、自分だけの憲法を作ってみましょう。
- 自分はこのような人でありたい
- こういった活動をしていきたい
- これだけは守りたい
といったような自分の軸となる事柄を憲法やスローガンのように作ってみましょう。
7つの習慣ではこの憲法をミッションステートメントと書かれています。
また、以下の5つの条件を満たしているのが良いミッションステートメントのようです。
個人的な内容であること、 ポジティブが表現されていること、 現在形で書かれていること、 視覚的であること、 感情が入っていること、この五つである。 引用:七つの習慣
ミッションステートメントのフォーマットはこだわらなくて良いと書かれておりますが、
7つの習慣の中にさまざまな事例や書かれております。
コツは一人になってじっくり自分と語り合う時間を作ることかと思います。
このミッションステートメントは何度も見直して、定期的にブラッシュアップしていきましょう。
自分自身が迷ったとき、心が揺らいだ時、強い味方になるでしょう。
恥ずかしながら、私が現在持っているミッションステートメントも、
一例として書かせていただきます!
(毎朝見直して、今後更新していくつもりです。)
- 「インテグリティと義の心」を大事にした生き方をする。
(見えない所でも人に対して真摯に取り組む) - 「家族」がいつも笑顔でいられるような活動をする。
- 自分の「影響の輪」が何であるか常に考える。
- 「本質」がどこにあるのか?常に考えて取り組んでいく。
自分と向き合う時間を作ってますか?
自分の葬儀の様子を想像する。
人間はいずれ死んでしまうことを意識する「メメントモリ」という言葉を思い出してしまいます。
ミッションステートメントを作る時間は、見えない自分と語り合う時間だと思います。
忙しさに追われると、
「私は本当は何をしたかったのだろう?」「何をしたいのだろう?」と迷うことがあります。
そんな時は、もう一人のアナタと共にミッションステートメントを作り、自分の軸を作りましょう。
自分自身の軸が出来たら、家族、チーム、組織へと応用していくことも出来るでしょう。
参考書籍: 完訳 7つの習慣 人格主義の回復 著者:スティーブン・R・コヴィー (著), フランクリン・コヴィー・ジャパン (翻訳)