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ゼロ秒思考 自分と対話して生産性を上げる方法

メモを書いて生産性を上げる? ゼロ秒思考 書評

ゼロ秒思考をご存じでしょうか?

「ゼロ秒思考」をご存じでしょうか?

著者である赤羽雄二さんが、
「思考の質と思考のスピード」が上がると提唱されている「ゼロ秒思考」に関して書かれています。

やり方は至ってシンプルで、
A4の用紙1枚に、
様々なタイトルに基づいて「60秒」という制限時間の中で思いついたことを書いていくだけです。

実際にやってみると、色々な考えが頭に浮かびます。
例えば…

  • 今日やりたいこと。
  • 今起きている問題を解決するために、私が出来ることは?
  • 家族との時間を増やすには?
  • 今読みたい書籍は?

などなど。

さまざまなタイトルを上げて「1タイトル、60秒」で書いていきます。

自分の足りない要素やインプットが必要な情報も明らかになることもありますし、
「あれ?なるほど。」と自分の頭から新しいアイデアが浮かぶこともあります。

著者はPCなどでタイピングするのではなく、A4の紙とペンで行うことを薦めておりますが、
私はiPadとApple Pencilを利用して、GoodNotesというメモを書くアプリを利用しています。
これでも十分に効果を感じています。

私は仕事前に「今日やらなければならないこと・今日やりたいこと」の2項目を2分とって書いていますが、
わずか2分間で頭が仕事モードへと切り替わる効果があると実感しています。

著者は1日の中で10タイトル、計10分間、この「A4メモ書き」を行うことを薦めていますが、
タイトルに迷うことがあると思います。

しかし、心配いりません。

この本の中に400タイトルほどサンプルがあるので、
自分で思いつかなければ、書籍の中よりピックアップするのも良いでしょう。

英語学習(ライティング)にも使える

語学を学習している人には、その言語で書いてみることをおススメします。

例えば、英語学習者であれば、英語で書いてみます。

瞬間的に書き出す必要があるため、頭で思いつくけど文章に出来ないこともあるでしょう。

「あれ? これってどう英語で書くのだろう?」といった具合ですね。

その場合は易しい英語を利用し、別の表現でとりあえず書けるだけ書いてみます。

ゼロ秒思考が終わった後に、分からなかった表現を復習します。

これを繰り返すことで、英語を書き出す瞬発力が高まっていきます。

応用として、1分間録音して、書く代わりに喋ってみるのもありでしょう。

瞬発力と思考力が身に付き、1石2鳥ですよ!

マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング

この「ゼロ秒思考法」を使った別の書籍を紹介します。

「マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング」です。

こちらは「ゼロ秒思考」の効果をストーリー形式で読むことが出来ます。
マンガなので、すごく読みやすい内容となっております。

実は、私はこのマンガを先に見て「ゼロ秒思考」を知りました。

肝心のストーリーですが、
イベント運営会社に勤める主人公の子が、
イベントを成功させるためにゼロ秒思考を利用していくといった内容になっています。

A4メモの使い方の例もストーリーにあわせて説明してあるので、理解が進みます。

こちらもおススメです!

A4の用紙に1分で思ったことを書いていくシンプルな「ゼロ秒思考」
その効果を是非試してみませんか?